忍者ブログ
Home > > [PR] Home > One piece/マルエー【冬島】 > 冬島(5)R15

水響庭Blog

日々、思いつくまま書き連ねて行く駄文妄想blogです。 One piece/12、進撃の巨人/エルリその他を亀更新していきます。 作品はシリーズ毎のカテ分けになっています。 現状はOne piece、進撃の巨人のみになります。話は基本R15、R18を含む流れになりますので、苦手な方はご注意下さい。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

冬島(5)R15

CP/マルエー【R15】
マルコはいい人を演じようと頑張りましたが、下半身が限界でした。
オッサンはいつの世もストレートです。

拍手[9回]

-----------------------------------------------------

「・・・え?」
エースはよく聞き取れなかった気がして、眉根を寄せた。
マルコは、ベッドに腰掛けるエースを上から捉えると、優しく肩を押し、手首をとるとゆっくりベッドに縫い付けた。
マルコは不敵な笑みを浮かべてエースを見下ろした。
「何でも言うこと聞くんだろう。だったら、俺はお前とセックスがしてぇ」
「セックス・・・」
エースはマルコの言葉を思わず繰り返した。マルコから離れようと身を捩ろうとしたが、ベッドに縫い付けられたエースの手首は思いのほか強く押さえられていて、マルコの発言が冗談ではないことを物語っていた。
エースを覗きこむマルコの顔がとても近い。欲がチラつく眼差しで見据えるマルコはまるで捕食者のようで、いやでも緊張感が高まった。エースの鼓動は次第に強まり、顔に熱が集中する。狼狽える心の内を見透かされそうな気がしたエースは、マルコの視線から逃れるように顔を背けた。
「・・・俺、よくわかんねぇからできねぇかも」
エースはマルコの言葉を無難に受け流そうとした。経験がないことを暴露するつもりは無かったが、ましてや相手は男で、しかも経験豊富そうなマルコだ。エースの少ない耳知識では対処のしようがないし、正直なところ怖かった。

セックスという生々しい言葉で完全に腰が引けてしまったエースを見て、マルコはさらに追い打ちをかけた。
「何でもすると約束しておいて逃げるのかよい」
マルコはエースの性格を熟知している。エースは自分がどんなに不利な状況にいても、「逃げ出す」ことを元来しない性分だ。マルコは自分の欲望のために、エースを焚きつけた。
「俺は逃げねぇ!バカにすんな!」
逃げるという言葉にカッとなったエースは思わずそう言い返し、そして後悔した。
「・・・それじゃあ話は成立だよい」
「うっ・・・」
マルコは口の端を上げ、余裕の笑みを浮かべた。
「お前がわからなくても俺が知ってる。お前はただ大人しく寝ていればいいよい」
マルコはそう言うと、腰元から錠を取り出しエースの右手に掛けた。
「なっ・・・」
マルコから錠をはめられると思っていなかったエースは戸惑いを隠せず、困惑した目でマルコを見つめた。不思議と身体の力が抜けていくのを感じた。
「海楼石の錠だよい。海軍がよく持っているだろう。対能力者用に、俺も同じものを持ってるんだよい。最中にお前に暴れられて火でも出されたら、船火事になるからな」
そう言ったマルコからは、いつもの優しさは感じられなかった。エースはマルコが望む行為が自分に向けられていることを改めて感じると、恐怖心が現実味を帯びてきた。
「マルコ、怖・・・」
マルコは何か訴えようとしたエースを黙らせるように、言葉途中で乱暴に口を塞いだ。

「んぐっ・・・、んぅ・・・!」
突然唇を重ねられて驚いたエースは、目を見開いて呻いた。
マルコはエースの口内に侵入し、舌を絡めて舐めとると、歯列や口腔まで入念に舌を這わせた。
マルコのしつこい程に長いキスで息が続かなくなったエースは、必死の抵抗をしてなんとか顔を背けた。エースの口の端からは飲み込みきれなかった唾液が零れた。
「はぁ、はぁ・・・、息が・・・」
「エース、お前キスしたことないのかよい」
エースが未経験であることは、マルコも何となく気付いていた。マルコと平気で一緒に寝たり、マルコの欲望に気付く気配が全くないのは、個人の価値観もあるが、性体験がないからピンとこない部分もあるのだろうと推測していた。
「うるせぇ!関係ねぇだろ」
赤くなって噛みつくエースは思っていた以上に初心だった。
マルコは誰も踏み込んだ事のない白地に足を踏み入れていると思うと、興奮が更に高まるのを感じた。

マルコは、海楼石の錠をベッドの頭上に鎖で固定すると、空いた方の手でエースのベルトに手を掛ける。
「・・・っ!ちょっと待てって!」
狼狽えるエースを尻目に、カチャカチャと手際よくベルトを外し、ハーフパンツに手を掛けた。
「待たねぇよい。待ったら余計にお前が怖くなるだけだよい」
マルコはそう言うと、慣れた仕草でエースの首元に顔を埋めると、エースのうなじにキスをした。
「ふ、くすぐってぇ・・・」
背中にゾクゾクと感じる未知の快感にエースは身体を震わせた。
マルコは大きい掌でエースの肌を隈なく撫でる。いつもとは違って性欲を直接煽るような触り方に、エースの感じやすい若い身体は背を仰け反らせて反応した。

- Continue -
-----------------------------------------------------
いよいよピーに突入。マルコは大人の強引さでエースをものにしようとします。エースも大人なので、いろいろ自業自得なのかもしれません。
ピーをもっと上手く書けるように頑張ります!


PR
コメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログ内検索

プロフィール

HN:
伊織
性別:
女性
自己紹介:
日々マルエー妄想に侵された生活を送っている管理人です。
休日と平日の大半をアッチの世界で過ごしています。

お問い合わせ、ご連絡は以下まで。
作品へのご批判以外は何でも受け付けていますが、
返信はブログ内でするかもしれません。
suikyotei★gmail.com(★→@)

外部リンク