ハンジ「身体が分裂する薬作った」（3/4）

▼キャラ崩壊注意
▽ネタバレなし
▽リヴァイ班→リヴァイ
▽ほんのりエルリ
▽ほのぼの安心全年齢
▽ある意味兵長の過去捏造

[0回]

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〜旧調査兵団本部 食堂〜

ｺﾞﾊﾝﾃﾞｷﾀﾖ-
ｶﾁｬｶﾁｬ…

エルヴィン「…なるほどな、大方は理解した。それでこれがリヴァイの分身だと」ｶﾁｬ

ハンジ「そういうことだ」

ペトラ「りばい、団長のお膝に座れて良かったね。ご飯美味しい？」ﾌﾌﾌ

りばい「ん！えるびん、パンたべる//」ｿﾜｿﾜ

エルヴィン「ほら、千切ってゆっくり食べなさい」

リヴァイ「…」ﾓｳﾅﾆﾓｲｳﾏｲ

ハンジ「エルヴィン！一次試作段階では成功していたんだ、このαテストの結果を踏まえてβ版に向けての改良を…」

エルヴィン「ハンジ、何度言ったらわかる。兵士で許可もなく人体実験をしてはいけないと命令した筈だ。兵法会議にかけられてもおかしくないことをしたんだぞ」

ハンジ「…ごめん」ｼｮﾎﾟ

エルヴィン「部下まで唆して…、モブリットにも謝れ」

ハンジ「モブリット…、こんな上司でごめんよ。許してくれ…」ｳﾙｳﾙ

モブリット（分隊長のためなら…//）ｷﾘｯ

りばい「…えるびん、おこってるのか？」ｼｮﾎﾟ

エルヴィン「りばいには怒ってないよ。大人同士の話だ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

リヴァイ「それで？これからどうする」ｶﾁｬ

ハンジ「どうもこうも、今の状態のデータを取ったら、後は融合を待つしかない…」ﾊｧ

リヴァイ「それまでこのガキの面倒を見るということか…」 ﾁｯ

ハンジ「このガキって言うけどさ、リヴァイ自身でもあるんだよ？まぁ私が偉そうに言える立場じゃないけど…」

エレン「いいじゃないですか、こんな事なかなかないし、壁外調査までまだ時間はあるから、子供の一人くらい大丈夫ですよ！」ﾜｸﾜｸ

エルド「まぁ確かにまだ時間はあるな。どのみち融合するなら兵長と一緒にいた方が都合がいいでしょうね」

グンタ「ここにはペトラもいるから、世話に関しても安心だしな」

リヴァイ（例えペトラでも不安しか残らん…）ﾄﾞｩ---ﾝ…

エルヴィン「ハンジ、責任を取って融合が終わるまでここに留まれ。必要ならモブリットもそうしろ」

ハンジ「…もちろんだよ。まだ実験中だしね」ﾊﾊ…

モブリット（分隊長と一緒ならどこへでも！//）

ｶﾁｬｶﾁｬ…

エルヴィン「ん？りばい、フォークをそんな風に持ってはいけないよ。お母さんに教わらなかったのか？」

りばい「…おかあさんてなんだ？」ｷｮﾄ

リヴァイ班ハンモブ「…」ﾊｯ

ペトラ「…」ｷｭﾝ…

エルヴィン「おっとこれは失礼した、なんて言うかな。私が言ったお母さんとはハンジの事だ。なぁハンジ！」

ハンジ「そ、そうそう！私がりばいのお母さんで、エルヴィンがお父さんってことだよ！」ﾎﾗﾎﾗﾏﾏﾀﾞﾖ-

りばい「へいちょとぺとらは？」ｷｮﾄ

ハンジ「んー、お兄ちゃんとお姉ちゃんかな。とにかくここにいるみんなはりばいの大事な家族って事だよ！」ｱﾊﾊ

オルオ（ペトラ、泣くな！）ﾄﾞﾝ
ペトラ（そういえば兵長は元々地下街のゴロツキだった…、親を知らないんだわ…）ﾌﾞﾜｧ

リヴァイ「…ペトラ、お前が泣く必要はない」ｼﾞﾄﾒ

ペトラ「兵長、すみません」ｸﾞｽﾞｯ

リヴァイ「元から知らないのと、知ってて失うのは違う。お前らは親の存在を知っているからこいつが不憫に見えるだけだ。つまりはそういうことだ」

リヴァイ班「…」ｼﾝﾐﾘ…

◎つづく◎
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ギャグのつもりがしんみりしてしまいました。
りばいを書くのが楽しくていつまでも続けそうなので、どこかで切り上げて続きをまた書きます。