CP/マルエーようやくイチャエロに辿り着けました。
一番書くのが楽しみなわりに、一番書くのに苦労してしまいます。18禁シーンテンプレートがあればいいのにと思います。
いつも更新が遅くて申し訳なく、最後だけ30話まで同時アップします。
[7回]
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「今回はお前の意思だ、後で後悔するなよい」
マルコはエースの髪を鷲掴むと、涙と汗で濡れるエースの唇を引き寄せ貪った。勢い余って歯がガチッとぶつかる程激しいキスを交わす。
「ぅ・・・、んあ・・・」
エースもマルコの口の動きに合わせるように拙く舌を絡ませて応えた。
酸欠になりそうな長いキスだった。
「は、はぁっ・・・」
ちゅっといやらしい音を立てて、二人は漸く唇を離した。
飲みきれなかった唾液が頬を伝う。
キスが終わってもなお、二人は離れていた穴埋めをするかのように、お互いの顔を離さなかった。
マルコはもう一度軽く唇にキスを落としてから上体を上げると、エースの締まった腰を両手で撫でた。
「・・・エース、下脱がすぞ」
「んぅ・・・」
大人のキスで蕩けたエースは僅かに腰を浮かせて、腰に充てられたマルコの手を後ろに促すような仕草をした。
マルコのなすがままに身を任せるつもりのようだ。
この間の痛々しい情事が嘘のように、エースは自ら興奮して先を求めてくる。マルコはエースの変わりようが嬉しくもあり複雑にも感じて、エースの下腹部をグッと掴んで軽口を叩いた。
「っ痛ぇ」
「どうしたんだエース、誘うような真似しやがって。俺がいねぇ間にやっぱり男どもに仕込まれたんじゃねぇだろうな」
半分冗談、残り半分は本気でマルコはエースの甘えるような仕草を勘繰って嫉妬した。
エースは涙目を尖らせながら、マルコの腹を足で蹴った。
「うっ!」
「こんな事していいのは、あんたしかいねぇよ!」
普段の勝気なエースが顔を出した。
「そうか」
期待通りの反発を得られたマルコは満足し、気を取り直して行為を続けることにした。
エースがちょうど良く足を上げてくれたので、マルコはおもむろにハーフパンツを脱がせにかかった。
下穿きごと取り去ると、既に勃ち上がっているエースの下腹部は先走りの雫で艶めかしく濡れそぼっていた。
「なんだ、この間まで処女だったのに欲しくてしょうがねぇのか?」
マルコは自分も服を脱ぎながら、痛い程張りつめているエースを言葉で辱めた。
「うるせぇな、黙ってヤれよ」
エースは裸になった下半身を無造作に開きながら、マルコがズボンを脱ぐのを見つめていた。
筋肉が張った逞しい身体つきを見ると、自分よりも強い男に組み敷かれるという屈辱を感じ、それが歪んだ興奮に繋がった。
マルコがズボンも脱ぎ、生まれたままの姿になると、自分よりは一回りも大きく感じる下腹部に目を奪われた。エースの目にはその大きさが自分に与える快楽の大きさと等しく思えて、身体が震えた。
「あ・・・」
ピクピクと反応するエースの下腹部を見て、先走りで濡れた窄まりに指を捻じ込んだ。
「うぁっ・・・」
慣れていないエースの身体は快楽をすぐ得られる筈がないのに、精神的な快感で身体が震える。
先走りのおかげで濡れた窄まりをマルコは執拗に責めた。
何度も解すように指を動かされ、次第に身体の快感も追いついてくる。
マルコを思い出し、風呂場で及んだ自慰とは比べものにならない気持ちよさに、エースは身を捩って喘いだ。
「あっ・・・、ぅあ・・・」
マルコにの指が奥のしこりに当たると、エースは強烈な絶頂感に襲われた。
「あっ!・・・そこ、ダメ・・・だ」
「ここがいいんだろ」
ぐりんと指をグラインドさせてマルコはしこりを刺激した。
「ぅくっ!あ、あ、あ・・・」
仰向けの体制で両足が胸につく程曲げ、下腹部を晒した状態でマルコの太い指を受け入れる。
エースはビリビリと身体を駆け巡る快感に、恥ずかしさも忘れて眉根を寄せて喘いだ。エースの爪先からチリチリと火花が散った。
「・・・ぅ、・・・あっ、ああ・・・」
目を固く瞑って快感に耐えるエースの姿にマルコも限界を感じていた。
- Continue ------------------------------------------------------
28話と29話を離すとキリが悪すぎるというのと、30話も最後なので同時にアップしてみます!
頂いていた拍手コメントのお返事は次の日記でさせて頂きます◎
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