エルヴィン「リヴァイ。全然なってない、全てやり直せ」(1/2)▼キャラ崩壊注意
▽調査兵団幹部組
▽エルリ
▽設定捏造有
▽全年齢
[1回]
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〜調査兵団本部 団長執務室〜
エルヴィン「リヴァイ。全然なってない、全てやり直せ」っ□バサッ
リヴァイ「何故だ、言われたことは書いてあるだろ。不足はないはずだ」イラッ
エルヴィン「お前はやれと言われた事しか出来ないのか?新兵じゃあるまいし…。こんなものは報告書とは言わん。差し戻しだ」サテト、カリカリカリ…
リヴァイ「…おい待て、そんなめんどくせぇ事ができるか」バンッ
エルヴィン「リヴァイ、押し通そうとしても無駄だよ。差し戻しと言っただろう。やり直してきなさい」カリカリ…
リヴァイ「…!」イラァッ
ドンドンドン!
ハンジ「エルヴィン!ちょっといい?」
エルヴィン「ハンジか、入れ」チラッ
ガチャ…
ハンジ「あ、リヴァイもいたんだ。大丈夫だったかな?」
エルヴィン「ああ、用件はもう済んだ。構わないよ」
ハンジ「良かった。ねぇエルヴィン、この報告書なんだけどさ、研究費清算に必要だからすぐに目を通してサイン貰えない?」ゴメリンコ!
エルヴィン「全く…、いつも月末ぎりぎりまで出さない癖を治せ」ペラペラ…
ハンジ「ごめん、今月は壁外調査で巨人の生態系について新たな可能性が出てきたもんだから、業務書類が後回しだったんだ。今モブリットと大わらわだよ!その件の報告書も今纏めてるから、来月中頃には持ってくるよ!」ワクワク
ペラ…、トントン
エルヴィン「…うん、いいだろう。ほら、持って行きなさい」っ□パサッ
ハンジ「わあ、ありがとう!助かったよ!……ん?リヴァイ、まだエルヴィンに用事があるの?」チラッ
リヴァイ「…」ナンデダ…
エルヴィン「ああ、そうだハンジ。忙しい所申し訳ないが、リヴァイに報告書の書き方を教えてやってくれないか。このままじゃ埒が明かん」カリカリ…
リヴァイ「…//」クソッ
ブフォ!!
ハンジ「リ、リヴァイが報告書?へー、ちゃんと出すようになったんだ」
エルヴィン「私が再三提出するように言い続けてようやく出てきたんだが、先ほど差し戻した。どこが悪いのか見てやってくれ」
ハンジ「私で良ければお安い御用だけど…」
リヴァイ「…必要ない」クルッ
スタスタスタ…バタン!
ハンジ「あらら…、ヘソ曲げちゃった」キョト
エルヴィン「君なら何とか出来るだろう。悪いけど頼んだよ」
ウ-ン…
ハンジ「リヴァイは気位が高いだろ?エルヴィンが教えてあげた方が素直に聞くんじゃないの?まあ、団長になりたてで、忙しいのもわかるけど…」
エルヴィン「…リヴァイは協調性に欠ける所があるからな。聞きやすい人間以外にも物を聞いたり教えてもらうことを学ぶ必要がある。いつも私が教えているばかりでは仲間との関係性が育たないだろう。これから彼も、君もだが責任ある立場になるのだからもう少し助け合って欲しいんだ」ハァ
ハンジ「私は助け合ってるつもりだよ!リヴァイは嫌がるけど…」
エルヴィン「君はよくやってくれているよ。懲りずに歩み寄ってくれているし」
フゥ…トントン
エルヴィン「…それにミケとはまだ確執があるようだから、君が一番適任なんだ」
ハンジ「んー…、エルヴィンがそう言うならわかった。その替わり、前提出した研究開発費の予算申請頼んだよ!」アハハ
エルヴィン「頑張るよ、期待して待っているといい」
ハンジ「ほんと!?わーい!」
〜調査兵団本部 食堂〜
ハンジ「おーい!リヴァイ」ブンブン
リヴァイ「…」 ズズ…
ハンジ「リヴァイ聞こえてるんでしょ?…ねぇ、あれいつやる?期限は月内じゃないの?」ガタン
リヴァイ「…あれじゃわからん」
ハンジ「わかってるくせに。報告書のな・お・し!」
リヴァイ「必要ないと言った筈だ」
ハンジ「まだそんな事言ってる。きっと次行っても突き返されるだけだよ」
リヴァイ「なんでそんな事がお前にわかる」チッ
ハンジ「何となくそう思うだけ。ねぇ今からでも始めようよ…」ファ-ア…
リヴァイ「いらん、自分で出来る」ガタッ
スタスタスタ…
ハンジ「あーあ、行っちゃった…。無駄なのに」
ハンジ(リヴァイだって自分で報告書を書いた事がないだけで、他の人間が書いたものは回覧で目を通してる筈なんだ。書き方を知らないとは思えない)
コポコポコポ…
ハンジ(エルヴィンがやらせたいのは報告書の書式なんかじゃないのにな…)
…コクン
◎つづく◎
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兵長が報告書を書くイメージが無かったので作ってみました。巨人駆逐とお掃除以外は人類最強じゃないイメージでした。
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